【レポート】実践型ビジネス創造トレーニングプログラム(2018年2月期)

2月9日から3日間の合宿形式で、テーマは「新しい働き方を探求し、松戸市がどのような仕組みやサービスを提供できるのかをデザインする」です。「新しい働き方」は参加者が身近に感じているテーマでもあります。 フィールドは「共働き子育てしやすい街ランキング2017全国版」で1位に表彰された松戸市。2年連続待機児童ゼロを達成し、保育士に対する「松戸手当」の支給などで話題になっています。

DBICディレクターの岩井秀樹

今回は松戸市に本社を置くマブチモーター、不動産を軸に街づくりを考えるまちづクリエイティブ、ものづくりスペースをシェアする工作室アルタイル、古民家リノベーションの大畠稜司建築設計事務所など、実際に松戸に住む人たちにインタビューを実施し、生活者視点で観察しながら課題を見つけていきます。 「両親が忙しい日々の中で、どのように子供たちに考える力を身につけさせるのか」「どうすれば自分のスキルを伸ばし自営型の働き方ができるのか」。それぞれのチームでまったく異なる課題が発見されます。そして課題を解決するアイデアを考え、プロトタイプを作成します。 1つ目のアイデアは「ママパパ交換会」。子供を持った親が、一時的に他の親と交代することで、子供が接する大人のバリエーションを増やし、親も新たな視点で子育てを学ぶことができるというアイデアです。 2つ目のアイデアは「副業するなら松戸タウンワーク」というポータルサイト。そのサイトを開けば簡単に起業登記することができ、スキルを持った人とスキルを必要とする人をマッチングするプラットフォームのアイデアです。 それぞれのチームから、モノではなくコトの提案がされたことが印象的でした。後日の振り返りミーティングでアイデアをブラッシュアップし、松戸市の施策案として検討されます。 このプログラムの魅力は1回限りのトレーニングで終わらないところです。トレーニングを共にした仲間は参加者の財産になり、次のアイデア創出につながります。今後も多彩なプログラムを予定しておりますので、ぜひ参加をご検討ください。

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