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DX QUESTプログラム Kick Off レポート

開催日:

文責 DBICディレクター 渋谷 健

2021年8月26日(木)、DX(デジタル・トランスフォーメーション)をけん引する変革リーダーのためのDBIC渾身のプログラム「DX QUEST」がスタートしました。今回はDBIC会員企業8社から、各社のDXを担う中核人財10名が参加。DBICディレクターと多様なプロフェッショナルとともに会社組織、そして日本社会の未来に向けた変革に向けた旅が始まっています。なお、新型コロナウィルスの影響により合宿で開催予定であったブートキャンプはオンラインでの開催に変更しています。

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なぜDX QUESTが必要なのか?(Story of DBIC)

DX QUESTはDBICの総力を挙げたプログラムです。その根源にあるのはDBIC設立に対する代表・横塚、共同代表・西野の「このままでは日本に未来がない」という危機感があります。事実、GDPは世界3位と言いながらもIMD国際競争力ランキングで日本は2021年で31位に低迷しています。世界が大きく激しく動いている現代社会で私たちは今どこにいて、そして何を為すべきなのか。そのための考え方から根本的に変革すること=グレートリセットすることが今、求められています。
だからこそDBICでは2020年に社会への提言としてのDBIC Vision Paper、2021年にその実現へのガイドブックであるDX Escalation Guidebook(EGB)を発刊しました。あと必要なのは変革を実践できる、固定観念から解放され自律発達できるUNLOCKされた人財です。DX QUESTはまさにこの人財=変革リーダーの育成のために誕生しました。

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DX QUESTはエベレストに登るような旅

DX QUESTはよく登山に例えて説明されます。それは週末の気軽なハイキングではありません。エベレスト登頂に挑むようなチャレンジなのです。 そのためにはまず自分自身や自社が置かれている現状を真摯に認知し、マインドセットからの再構築が必要です。そして数時間程度で表面的なテクニックを学ぶのではなく、その知識やスキルの本質を探究し、自分自身にインストールすることが求められます。何よりも自分自身で実践し、組織・社会にインパクトを創り出すことが重要になります。 ゆえに参加者本人としても、参加者を送り出す組織としても、なによりDBICとしても中途半端な関りは許されません。そこでDBICは何度も対話を重ねて準備をしてきました。参加者には事前にトランスパーソナル・プログラムの受講と組織も巻き込んで「なぜDX QUESTに参加するか」をテーマとしたレポートの作成をいただいています。そしてDBICディレクターと個別の面談も行って、DX QUESTへのコミットメントを確認しています。

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そしてDX QUSESTへの旅立ち=ブートキャンプ

8月26-27日のブートキャンプからDX QUESTは本格的にスタートしました。2日間のプログラムは内面からのUNLOCKがテーマ。いままで言葉にしなかった、目を背けていたダークな側面を直視して自分自身の内面奥深くに向き合い、その先にある自分自身が真にありたいブライトな未来を描く、マインドセットのグレートリセットに挑んでいます。 その結果、見えてきたのは"本当に根深い自分自身の問題が根底にある"という共通認識でした。しかしそれは単なる"囚われ"でしかなく、自分自身の可能性を自分で抑え込んでしまっているにすぎません。気づければ変えられます。未来に向けて進むことができます。ブートキャンプの終わりには参加者それぞれが、自分自身の人生としていかに組織に関わり、社会に何を創り出すのかを捉え、誰かに言われたからではなく自分の意思で進む準備を整えることができました。

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DAY1
10:00-12:30 チェックイン DX QUESTの背景としての「Story of DBIC」と「Vision Paper」、そして「DX Escalation Guidebook(EGB)」を踏まえ、参加者の参加意図を共有する。
12:30-13:45 ランチブレイク -
13:45-16:30 ダークプロセス① DX QUSETを通じて取り組むテーマに対して、自分自身が置かれたシビアな現実を批判的な観点からメタ認知(客観視)し、検証・探求する。
16:30-17:30 マインドフルネス 自分自身の置かれた現実を受け入れたうえで、「自分自身がなにを為すべきか」を探究し、とくに自分自身のマインドセットの根底を捉え、認知の変容を意図的に起こす。
DAY2
10:00-12:30 ダークプロセス② DAY1の結果を踏まえて、さらにシビアに批判的に自分自身の置かれた現実に向き合い、メタ認知(客観視)することによって本質的な課題を捉える。
12:30-13:45 ランチブレイク -
13:45-16:30 ブライトプロセス マインドフルネスを経て自分自身のマインドセットを根底から捉え直し、自らの可能性に焦点を当てビジョンと、ビジョンに向けた道筋を描き、コミットメントを形成する。
16:30-17:30 ラップアップ 2日間の学びを振り返り、DX QUSETを通じて取り組むテーマに自分自身がどう向き合い、何を学び、どう進めていくのかを整理・共有し、実践アクションにつなげる。

さぁ、冒険を楽しもう

ブートキャンプは登山で例えるならば「エベレストに登ろう」と決意した、という状態です。しかしながら実際に登山をするには道具も必要ですし、体力作りも必要です。そこで参加者はこのあと基礎編のプログラムを通して変革のための道具を整えていきます。続く実践編ではIMDのプログラムなどにも参加して、変革に挑むための体力を身に着けていきます。そして最終的には参加者それぞれが変革リーダーとして自分自身のチームとともに山頂、すなわち組織・社会に対するインパクト創出に挑んでいきます。
DX QUESTは非常に挑戦的なプログラムです。変革に向けて自らをUNLOCKし、周りを巻き込んでいくことが求められます。決して参加すれば成果が約束されるものではありません。だからこそ、思いっきり楽しむことが大切です。楽しさは困難を乗り越えていく大事なエネルギーです。DBICも自らをUNLOCKし続け、参加者がこのDX QUESTを楽しみ、ありたい未来に参加者が歩みを進められるようにシェルパのように寄り添い、支えていくことにコミットします。半年後、どんな未来が待っているか、ぜひ楽しみにしていてください。

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<今後のプログラム予定>

プログラム名 概要 開催時期
(予定)
ステータス
説明会 DX QUESTの背景と目的、実施内容と、エントリー条件の説明を行う。 2021年5月 実施済
トランスパーソナル 自らの視野を広げていくため、視座を発達させるための探究を通じて個々のマインドセットからの変容を促し、メタ認知によるセルフマネジメントを身に着けるためのプログラム 2021年5月-8月 実施済
エントリー DX QUESTへの参加エントリーを行う。指定のレポートを事務局に提出し、ディレクターによるスクリーニングを行う。 2021年5月-7月 実施済
3者面談 スクリーニング終了後、参加予定者に対して本人と送り出し元の組織の責任者を含めたディレクターとの対話の場を持ち、QUESTの参加目的を明確化・共有する。 2021年7月-8月 実施済
プログラム・オリエンテーション DX QUESTの背景と目的、実施スケジュール、受講方法(ツール等の使用方法)ほか留意事項を説明する。また参加者同士の顔合わせの場を兼ねる。 2021年8月 実施済
ブートキャンプ DX QUESTのスタートとしてQUESTの背景と個々の参加目的を踏まえて対話し、自らの思考をUNLOCKするための集中プログラムを実施する。 2021年8月 実施済
アートシンキング DXをけん引する変革リーダーとしての主体的創造性を身に着けるために、アートの観点からの思考方法を実践的に学習・習得する。 2021年8月-9月 -
デザインシンキング 試行錯誤を通じてDXによる価値を実現していくためのアプローチとして、デザインシンキングを実践的に学習・習得する。 2021年10月 -
ビジネス・アジリティ VUCA時代に適用する「ビジネス・アジリティ」リーダーシップを学び、「打破したい課題を越えて、俊敏な組織づくり」を実践する。 2021年10月 -
EGB概要 DXをより高度に実現し、ビジョン・組織・ビジネスモデル・オペレーション・人財の在り方の変革につなげるための方法論としてのEGBの概要を理解する。 2021年10月 -
中間発表・レビューダイアログ DX QUESTの基礎編までを終えての気づき路まとめレビュー&発表し、相互にフィードバックを得て実践につなぐ対話の場を提供する。 2021年11月 -
EGB 変革リーダー編 DXを実践するために、EGBの理解を踏また実践的な手法をケーススタディを交えて学び、自らの実践に活用する。 2021年11月 -
IMD (Digital Disruption)日本版オンラインプログラム 超複雑な社会潮流の中でいま・どのようなビジネスが求められているのかを、世界トップクラスのIMDの知見から学び、自らの実践に落とし込む。 2021年11月-2022年1月 -
EGB変革実践準備 自らを変革リーダーとして、自らの組織やその利害関係者とDXを実践するための環境を整えていくためのコーチングを提供する。 2021年11月-2022年2月 -
デジタル・ストーリーテリング 自らの学びとDXさらにはその先の社会価値創出に向けたビジョンとコミットメントをストーリーとしてまとめ、動画として発信する。 2022年1月 -
成果発表会 DX QUESTを通じて得た学びと成果を振り返り、変革リーダーとしてのコミットメントを新たにし、さらなる実践・発達へと踏み出す場を提供する。 2022年2月 -

<プログラム参加企業>

  • コニカミノルタ株式会社
  • 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
  • 株式会社インテリジェント ウェイブ
  • 住友生命保険相互会社
  • 東京海上日動システムズ株式会社
  • 東京電力ホールディングス株式会社
  • 株式会社アイネス
  • 大日本印刷株式会社

デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)が活動を続ける理由

設立エピソード

2014年、世界で起きていることを肌感覚で確かめるため、半年をかけて世界を回った。そこで感じた危機感を日本企業に正しく伝え、行動を促すための研究会を発足するために奔走。26社の名だたる企業と世界有数の大学と連携し、デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)の立ち上げとともに我々のイノベーションジャーニーが始まった。

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