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【レポート】DBICサービス説明会 2022年

開催日:

2021年12月15日(水)、DBICでは、「サービス説明会 2022年」をオンラインで開催しました。今年度に取り組んだ新しいプロジェクトやプログラムの結果を共有し、2022年に向けての取り組みをDBICメンバーの皆さんと共有しようというのが目的です。DBICでは2020年から未来へ向けての提言「VISION PAPER」や実践ガイドライン「EGB(DX Escalation Guidebook)」を刊行、 同時にDXを推進するリーダー育成プログラムの「DX QUEST」などに取り組んできました。これらの活動を通じてDBICでは、DXの本質は「学びの変容」であるという考えに至り、それを受けて2022年は、「信用経営から信頼経営へ」をキーワードにした人財育成などの新事業にまい進していくことを表明しました。

「サービス説明会 2022年」は、DBIC代表の横塚裕志から「日本の生産性は過去30年間、まったく上がっていない。現在、イノベーションそのものにゲームチェンジが起こっているが、いままでと同じ延長線でイノベーションを考えていては絶対にうまくいかない。そうした新世界の中では、"地球人"としての発想ができる会社から自立した人が不可欠になるだろう」という主旨の挨拶で開幕。その後、副代表の西野弘から、2021年に実施した主要な活動について、各ディレクターからは22年に予定している主要プログラムの説明が行われました。
DBICの3本柱の中で、西野副代表は、現状からの脱却という「UNLOCK」がこれまでと同様に重要なキーワードになると強調、20年7月に発刊した未来へ向けての提言「VISION PAPER」の説明をはじめ、それを実践するためのガイドライン「EGB(DX Escalation Guidebook)」、21年8月から始めたDXを推進するリーダー育成プログラム「DX QUEST」について、何故、それらのプログラムを立ち上げたのかなどの説明がなされました。

このうち、EGB研究会は21年7月からスタートしたもの。これはEGBを実務に照らし合わせた時、どのように理解すべきか、また、EGBを実践するための具体的なアクションについてオンライン・オフライン交えた議論が展開されていると紹介。現在は、事業変革と組織モデル、人財投資の3つのテーマで参加メンバーによる研究活動が行われており、22年2月にも成果発表がなされる予定とのこと。8月からはDX QUESTも開始、現在はIMDのプログラムに参加している最中であり、こちらも22年2月に成果発表が予定されています。

ソーシャル・イノベーションの分野では、発達しょうがいをテーマとしたプロジェクトを展開してきましたが、今年の大きな成果として、「発達障害ナビポータル」のWebを立ち上げたことを紹介。特に野村総合研究所の方々に協力を頂き、発達障害のナショナルセンターと一緒にコンセプトのところから研究開発に携わって頂いたそうです。この後は、「単なる情報提供サイトから学びのサイトへ」と進化させたいと考えているそうです。

もう一つの睡眠しょうがいの方は、しっかり睡眠をとっているのか否かが判別できる専用のアプリケーションを開発し、現在、約4,000人の児童を対象とした実証実験を行っている最中とのことです。

次に行われたのは、「VISON PAPER 2」についての説明。IMDの競争力ランキングの内容の中で、人口1,000万人以下の4か国が元気であることに着目し、スイス、スウェーデン、デンマーク、シンガポールの強さについての分析がなされています。冊子の紹介とともに、西野副代表から、DBICでは、「信用経営から信頼経営へ変えましょう」というキャンペーン活動を来年1月から展開するという意気込みが披露されました。このVISON PAPER 2の発刊オンライン・イベントは来年2月2日に開催する予定になっています。

続いて話されたのが、「2022年の活動方針について」。西野副代表からは、22年のキーポイントはLX(ラーニング・トランスフォーメーション)。現在の日本企業はまだまだ昭和を引きずっている。そこから脱却するにはDXを実現するためのLXがカギになると強調し、DBICでは2022年以降、LXを軸にした事業を展開するとの意思表明がなされました。

その中で、西野副代表からは「考える力の喪失」という言葉が表され、同じ会社で同じ仕事を5年、10年やっていると考えなくても物事が回ってしまうことが少なくない。それで良いとしてしまうのか。デジタルを使うことによって三段跳びが可能になるが、DXで浮かした時間を得た後、自分の人生を豊かにするために、取得できた時間をどう有益に使うのかを真剣に考えるべきであると強調していました。

次に触れたのが、「2024 LX HUB構想@高輪ゲートウェイ」について。JR東日本グループとのコラボレーションを立ち上げ、来年以降、様々な視点で新しいハード・ソフトづくりに着手していく予定とのことです。

最後は、「2022年の主要プログラム」についての説明がなされました。例年開催している「トップ会議」は来年3月に、4か国の大使を招へいした「VISION PAPER 2 シンポジウム」は春に開催を予定。また、デンマーク・デザインセンター内に初のDBIC海外拠点を構える計画についても披露されました。 そのほか、「LXをテーマにした各種プログラム」、また、「自然と社会課題に触れる体験によって五感をとりもどすプログラム」、「UNLOCKのためのトランス・パーソナル3か月集中プログラム」、「変容のマスタプランを創るコーチング・プログラム」、また時期は未定ですが、「経営者向けLX集中プログラム」など盛りだくさんのプログラムが準備されているとのことです。

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このほか、トランス・パーソナルやアート&デザイン、ビジネス・アジャイルなどDBICの主要プログラムを1日で体感できるプログラム(参加無料)などの準備にも取り組んでいくとのことです。

デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)が活動を続ける理由

設立エピソード

2014年、世界で起きていることを肌感覚で確かめるため、半年をかけて世界を回った。そこで感じた危機感を日本企業に正しく伝え、行動を促すための研究会を発足するために奔走。26社の名だたる企業と世界有数の大学と連携し、デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)の立ち上げとともに我々のイノベーションジャーニーが始まった。

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