【レポート】DBIC Monthly Meetup!(2018.05)

2018.05.07

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2018年5月7日(月)、DBIC/虎ノ門OGにて「DBIC Monthly Meetup!(2018.05)」が開催されました。

2018年4月からスタートしたDBICの新しい活動方針「DBIC 2.0」のうち、イノベーション実践を担う「Diving Program」関連のスタータス共有を目的にスタートしたプログラムが「DBIC Monthly Meetup!」です。

Project Report

第1回目となる今回はDBICディレクターの渋谷健から「Project Report」としてDiving Programのコンセプト説明がありました。DBICはNPO法人という中立的な立場から、競合する企業間、行政、教育機関を横断してチームを組み、イノベーションのハブなることが可能なプラットフォームです。

その強みを活かし、なおかつシミュレーションやトレーニングではなく、実ビジネスとして企画または進行している事業にメンバー企業が直接Diving(飛び込み)し、当事者として事業化に関わることができるのがDiving Programの最大の特徴です。


会場で発表されたDBIC Diving Programのエグゼクティブサマリー

エグゼクティブサマリー(PDF版)ダウンロードはこちら

2018年度は主にLocal Open Innovation(地方創生)、ヘルスケア(働き方改革)、コミュニティバンク(Fintech、金融改革)の3つをテーマに日本各地で進行中のイノベーションプロジェクトをメンバーに公開し、メンバー企業からの参加をサポートします。

DBICタレントプラットフォームからDiving Programへの参加者リストパートナーリスト、そして参加可能な進行中のプロジェクトリストを公開しており、その中からDBICメンバー企業が関心のある進行中プロジェクトについて問い合わせたり、コラボレーション先を選定することができます。または、自社からプロジェクトを持ち込むことも可能な仕組みになっています。

Monthly Spotlight

プロジェクトに参加された方々をお招きし、Diving Programの生の声をお届けする「Monthly Spotlight」コーナーでは、「デジタルが叶える理想のコミュニティバンク 〜地域金融の未来とは〜」と題し、VCFエバンジェリスト江上広行様にご講演いただきました。


江上広行様

VUCAと呼ばれる不確実性の高まるビジネス環境において、最も変革が必要とされながら変革が困難な業界のひとつが金融です。従来は国や金融機関が情報を独占することで「信頼」を判定し、融資の判定などを行ってきましたが、デジタライゼーションによって信頼判定の分散化が進む社会では、「なんでもやる」タイプの独自性のない銀行は淘汰される傾向にあります。

そんな中、徹底的な現場への権限委譲とフラット化で成功するハンデルス銀行(スウェーデン)、持続可能な社会に貢献する事業にしか融資をしないGLS銀行(ドイツ)など、「利益」ではなく「価値」を重視した海外の銀行があります。これらの銀行はGABV(Global Alliance for Banking on Values)と呼ばれるネットワークを形成していますが、日本にはまだそこに加盟する銀行は登場していません。日本でその第1号をつくりませんか、と江上様は提言します。

現在でも「社会的に責任のある金融(金融 3.0)」は定着しつつありますが、そこから一歩踏み込み、「変革を促すエコシステム金融(金融 4.0)」へと進むことで、社会課題解決と結びついた金融ビジネスを実現することが求められているのです。

Innovation Talk

続いてはDBIC代表の横塚裕志、そして副代表の西野弘によるトークコーナー「Innovation Talk」です。

西野からはDBIC設立する際、海外でのデジタルビジネスの発展に衝撃を受け、日本におけるデジタルビジネスイノベーションのプラットフォームとして自発的にDBICを設立したとの経緯の説明がされました。


西野弘

変化は本来チャンスです。デジタルトランスフォメーションは、単なる業務改善のツールではなく組織の本質的な変化のために使う必要があります。「DBICは学びのフェーズから実践のフェーズに移りました。Divingを楽しんでください」とのメッセージで西野のセッションは締め括られました。

横塚は2016年5月のDBIC設立からちょうど2年の経験を踏まえて「意図がないとイノベーションは起きない」と語りました。DBICメンバー企業がDiving Programへ参加をした際に「自社のメリット」だけを考えていたら、行き詰まってしまうことがあるかもしれません。


横塚裕志

そんなとき「I think」と、自分の意思を持って立ち向かうことができるメンバー企業の社員をひとりでも多くつくるのが、DBICの最大のチャレンジだと横塚は強調しました。日本を良くすること、そして次の世代までもが幸福になることを目的に、意思を持ってイノベーションに取り組むことが成功につながるのです。

Dialogue & Party

たくさんの皆様にご来場いただき、第1回目のDBIC Monthly Meetup!は大盛況のうちに終わりました。PartyではLocal Open Innovation(地方創生)のプロジェクトのひとつである、宮崎県串間市のフードを体験しながら来場者の皆様に交流をしていただきました。


来場者同士で語り合うDialogueセッションの会場の模様

次回からは具体的なイノベーションプロジェクトの進捗が発表されていきます。DBICメンバー企業の皆様、タレントプラッフォフォームの皆様からのイノベーションへのご参加、ご提案をお待ちしています。

DBIC Diving Program に関するメールお問い合わせ窓口

前向きに参加をご検討いただける場合には、全体概要や個別プロジェクト詳細についてDBICディレクターが個別説明をいたします。まずはお気軽にメールにてご連絡ください。
contact@dbic.jp
※個別説明についての日程調整なども対応いたします

関連リンク

DBIC Diving Program参加者リスト(TPF)
DBIC Diving Programパートナーリスト
DBIC Diving Program対象プロジェクトリスト
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