【レポート】DBICイノベーション部長会 第2回 「シンガポールイノベーションプロジェクト成果発表会」

2018.11.09

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2018年11月9日(金)、DBIC TokyoにてDBICイノベーション部長会 第2回 「シンガポールイノベーションプロジェクト成果発表会」を開催しました。

DBICメンバー企業の中でイノベーションや新規事業を担当されている部長にお集まりいただき、旬なゲストと共にディスカッションを行う「DBICイノベーション部長会」の第2回目。今回のメインコンテンツは、DBICメンバー企業10社の有志が約5ヶ月間シンガポールに滞在し、10月19日に現地で成果発表会を開催したばかりの 「シンガポールイノベーションプロジェクト」の日本国内向け発表会です。
本レポートは、シンガポールイノベーションプロジェクトで現地プログラムファシリテーターをご担当いただき、今回シンガポールから特別に来日してくださったCLO LABSの三井幹陽様によるスピーチを中心に再構成してお届けします。各イノベーションプロジェクトの内容はシンガポールでの発表会レポートを参照ください。

なお、DBIC代表の横塚裕志からは本プロジェクトからの学びを踏まえ、2019年度の 「シンガポールイノベーションプロジェクト」の開催など、次年度のDBIC活動方針概要の発表がありました。詳しくは2018年12月18日(火)開催の「2019年度 DBICサービス説明&意見交換会」にて公開されます。


三井幹陽様(中央)

日本企業がシンガポールでイノベーションを起こすには

三井:日本企業としてシンガポールでイノベーションを起こしていくためにはふたつのオプションがあります。ひとつはシンガポールでスタートアップに大規模な投資をすることです。DBICのシンガポールイノベーションプロジェクトでパートナーとなった現地スタートアップのうち1社は、中国企業から日本円で約50億の投資が決まっています。日本企業にもぜひシンガポールに投資という形でもイノベーション競争に参加していただきたい。

もうひとつのオプションは、自らイノベーションを起こせる人材を育成することです。一方で、スタートアップへの直接投資とイノベーター育成の中間、例えばベンチャーキャピタルと提携するといった選択肢は、イノベーションとしての成果は産まないのに資金だけ出ていくという中途半場な結果しか生まないでしょう。

つまり、今すぐ大規模投資ができないならイノベーターを育てるしかないのです。そして、イノベーターを育成するのは失敗が前提です。なにかひとつだけやって成功することはまずありません。今回、DBICからプロジェクトに参加した7つのチームのうち、パートナーを見つけたチームだけが成功したというわけではありません。目標を設定し、結果を追い求めて、慣れない英語でのピッチに挑んで、倒れても立ち上がる。そのマインドセットを持てたことが成果です。

もし日本企業でイノベーターを育成したいのなら、最も頭のいい人ではなく、最もあきらめない人を選んでください。ゴールを見つけたら、もしくはパートナーを見つけたら、最後まで手を離さない人。相手が振り払おうとしても付いていく人。足をかけられて転んでも、立ち上がる人。途中でパートナー選びを間違えていることに気づいたら、すぐに切り替えられる人。それがイノベーターです。

DBICのシンガポールイノベーションプロジェクトでは最高のイノベーター育成環境をつくりました。シンガポールの産官学イノベーションエコシステムへの参加、メンタリング、そして住環境まで、日本からの参加メンバーが最後までがんばれる環境が揃っています。こんなプログラムは、私の知る限りシンガポールにもアメリカにもヨーロッパにもありません。ぜひ来年度からもご活用ください。

フォトギャラリー


日本ユニシス 山本恵美様


東京海上日動火災保険 高橋昌道様


野村総合研究所 田原慶輔様(左) / 梶川達朗様(右)


大日本印刷 利根川 隆様(左) / 岡 北斗様(中央)


コニカミノルタ 勝嶌和彦様


日本ユニシス 来嶋 恵様


東京ガスの田口裕人様(左) / 東京ガスiネット 村山 領様(右)


DBIC 代表 横塚裕志


DBIC 副代表 西野 弘


DBIC 福田秋裕


シンガポールの成果発表会で使用されたパネルもDBIC Tokyoで展示


大盛況となった会場の模様

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