横塚裕志が聞きたいシリーズ第21回:「コロナウィルス大戦から見えた韓国のITインフラストラクチャー」オンライン開催

開催日時

2020.06.04(木) Zoomによるオンライン開催 17:00〜18:30 プレゼンテーション&ディスカッション

開催場所

申込期限

費用

無料

対象

DBICメンバー企業/DBICサポーター

人数

申込方法

DBICイベント事務局からのメンバー向けに配信するメールにてご案内のURLからお申し込みください。

備考

中国の武漢から始まったとされる新型コロナウィルス、あっという間に全世界に広がり、世界各国を恐怖に陥れた怪物は韓国にも襲い掛かってきた。 特に韓国では初期対応が順調で、抑えられつつあるかと思いきや、中部地域の大邱市を本拠地とする新興宗教「新天地教」の礼拝堂がクラスターの拠点となり、爆発的に感染者が増え始めた。さらに、この宗教の全国の拠点から次々とクラスターが見つかり、韓国はあっという間に中国に続く、コロナウィルス感染者発生国になってしまった。 韓国政府、医療機関従事者、バイオやITベンチャー企業の方々が集まり、この危機を乗り越えるために何をするべきかを熟議して、次々と対策を立て、実行に移した結果、本日、韓国は世界で最もコロナウィルスにうまく対処した国となり、鼻たかい米国のトランプ大統領をはじめ世界各国からその知見をお借りしたいとの要望が殺到している。 その韓国においてコロナウィルス大戦を勝利に導く過程で、陰で活躍してくれた韓国のITインフラストラクチャーの力は凄まじいものである。

  1. どのようにコロナウィルス感染者の全国的発生状況をいち早くキャッチしたのか
  2. 如何に早く感染者移動経路を調査して濃厚接触者を見つけ出し、PCR検査を受けさせ、隔離に至ったのか。
  3. 爆増する需要により、品薄になったマスクを公平に国民に配るために何をしたのか
  4. 外国からの入国者に対して、入国拒否はせず、どのように国内での動線をコントロールしたのか
  5. どうやって来院患者の診療時に海外渡航履歴を患者からの申告なしに把握できたのか

などを紹介したい。 もちろん、全てのことがITの力で解決できたわけではないが、法整備や制度設計なども含め今の日本に必要な様々な情報を提供して、これからの日本のコロナウィルス大戦に役立たせたい

スピーカーのご紹介

廉 宗淳(Jongsun Youm) イーコーポレーションドットジェーピー株式会社 代表取締役社長 明治大学公共政策大学大学院 兼任講師(CIO学) 総務省 電子政府推進員 1962年ソウル生まれ。早稲田大学大学院、佐賀大学大学院 学術博士(Ph.D)。 1993年渡日以来、医療、行政、教育の公共分野におけるコンサルティングを通して成果を上げている。聖路加国際病院ITアドバイザー、大阪府・大阪市特別参与、佐賀県情報企画監、青森市情報政策調整監などを歴任。近年では建築コンサルティング分野、運送分野、農業分野など民間企業のデジタルトランスフォーメーションコンサルティングを行っている。 著書に「『ものづくり』を変えるITの『ものがたり』」、「行政改革を導く電子政府・電子自治体への戦略」、「『電子政府』実現へのシナリオ」がある。

「横塚裕志が聞きたいシリーズ」とは? 「世の中の変化を正しく捉え、国内企業のデジタル活用を支えたい」というDBIC代表の横塚の思いからスタートした「横塚裕志が聞きたいシリーズ」。 横塚がチョイスしたデジタル社会で勝ち残るために知っておくべき情報について、先進企業やベンダー企業のリアルな声を皆さまにお届けし、ディスカッションの場をご提供します。

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