2017年9月6日〜9月8日 DBICスクラム研修:イノベーションを起こすためのチーム運営

2017.08.01

注目の開発手法「スクラム」を自社のビジネスに役立てる

アジャイル手法として人気の「スクラム」はソフトウェア開発だけに特化したものではなく、イノベーションを促進するためのチーム運営に役立つ普遍的なフレームワークです。

DBICではメンバー企業の業種や職種を問わず幅広い人材を対象に、オリジナルのスクラム3日間集中コースを企画しました。自社内のチームビルディングやチーム運営をイノベーション促進型に再設計することを目的に、スクラムのエッセンスを学ぶことができます。

講師は日本人で唯一の認定スクラムトレーナであるOdd-e Japan代表取締役 江端一将様をお迎えします。
※2017年7月現在

スクラムとは?

ウォーターフォールからアジャイルへ
事前に製品の最終形を定義し、スケジュールに基づいて不可逆的に進めるのが従来の「ウォーターフォール」型の開発手法でした。この手法は論理的ですが、製品が動くようになってから気づくことのできる改善点は、スケジュールを乱すリスク要因と見なされがちです。

それに対して、短いスパンで開発単位を区切って最低限動く製品をアウトプットしつつ、開発プロセスそのものの中での気づきや改善をどんどん製品にフィードバックしていくのが、近年注目されている「アジャイル」型の開発手法です。

スクラムの特徴
アジャイルもいくつかのスタイルに細分化されますが、特に「スクラム」はGoogle、Microsoft、GE、SAPに導入されるなど、人気の高い手法です。スクラムでは「スプリント」と呼ばれる周期で企画や製品開発等を進めます。スプリントは1カ月未満で、作業完了の有無に関わらず期日で終了します。決して延長されません。

各スプリントの冒頭に開発チームは優先度順にリスト化された「顧客の要求」からいくつかの項目を選び、スプリント終了までに完了させることを公約します。毎日チームは集まって手短に進捗を確認し、期日内に作業を終わらせるための調整をします。
スプリント終了時にはチームはその期間に開発された製品を用いてスプリントを検査し、次のスプリントの目標設定の材料にします。


出典:Scrum Primer 和訳版

DBICスクラム研修の特徴

スクラムには、プロダクトオーナー、チーム、そして、スクラムマスターという3つの役割があります。DBICスクラム研修ではこの中で「プロダクトオーナー」と「スクラムマスター」のふたつの役割について重点的に学ぶことができます。

プロダクトオーナーについて学ぶ
プロダクトオーナーは製品特性を定義し、投資収益率(ROI)を最大化する責任があります。最優度リストの順位付けを継続的に見直し、次のスプリントのために、どの「顧客の要求」項目が上位にあるべきかを決めて、リストをブラッシュアップしていきます。
従来の製品管理者と似ていますが、決定的に異なるのは開発権限をプロジェクトマネージャーに委ねのではなく、自らスプリント毎に優先順位をつけ、 結果を検査し、チームと積極的かつ頻繁に交流する点です。

スクラムマスターについて学ぶ
スクラムマスターは従来の方法論にはない「スクラム」ならではの役割であり、外部からの干渉を守り、プロダクトオーナーとチームのスクラム活用をサポートします。スクラムマスターとプロダクトオーナーは兼務できません。スクラムマスターがプロダクトオーナーの依頼を断る場合もあるからです。
また、スクラムマスターはプロジェクト管理者とは異なり、何をすべきか指示したりタスクを割り当てたりしません。あくまでプロセスを促進したり、チームの自己組織化と自己管理化を支援します。

注意事項
本プログラムは「認定スクラムマスター研修 (CSM)」「認定スクラムプロダクトオーナー研修(CSPO)」をベースにしておりますが、DBICメンバー企業向けにカスタマイズした内容であるため、受講者の皆様に受験資格の授与はされません。予めご了承ください。

参考資料:Scrum Primer 和訳版

開催日時

2017年9月6日(水)~9月8日(金)
各日9:00~18:00

カリキュラム

9月6日(水):スクラムの入門/ 座学とケーススタディで学ぶスクラム

  • アジャイル/スクラム
  • スクラムとは
  • 役割
  • セレモニー
  • 成果物
  • 2日目、3日目のカリキュラム検討(受講者の皆様と検討します)
  • 質疑応答

9月7日(木):スクラムマスターの役割について学ぶ

  • チームビルディング
  • 自律的なチーム
  • スクラムマスタースキル
  • 質疑応答

9月8日(金):プロダクトオーナーの役割について学ぶ

  • プロダクト選定
  • プロダクトバックログ作成
  • 中長期のスケジュール管理
  • プロダクトオーナーの意思決定
  • 質疑応答

※2日目と3日目は選択制(両方受講も可)
※初日に参加者の皆様と2日目と3日目のカリキュラム内容を検討するため、一部変更の可能があります。

事前学習のお願い:以下の資料をお読みの上ご参加ください

講師紹介


江端 一将
愛知県出身。Odd-e Japan 代表取締役。16歳の時、数名でシステム開発の会社を起業。仕事や産学協同を通じ、現場でトヨタ生産方式を学ぶ。大学院を卒業後は鉄鋼会社に就職し、500名規模のプロジェクト管理者としてシステム開発に従事。
2000名規模のプロジェクトを管理する際、従来の開発、管理手法ではプロジェクトを成功させるのが困難だと気付き、アジャイルやスクラムを取り入れ、試行錯誤の末、プロジェクトを成功させる。このプロジェクトの経験を通じ、より良い組織構造を探求し始めると共に、コーチングの仕事に就く。
現在は、鉄鋼、金融、ゲーム業界のお客様へプロダクト開発方法や組織の改善支援(コーチング)、エグゼクティブコーチング等を提供し、国内外に拘らず、より良いプロダクト開発を探求する活動を継続して行っている。

会場

DBIC/OG(オープンイノベーション・ガーデン)
東京都港区虎ノ門2-8-10 虎ノ門15森ビル2F CeFIL内
アクセス

対象

DBICメンバー企業

  1. プロダクトオーナー:プロジェクトの結果について裁量や責任のある立場にある人(またはその候補)
  2. スクラムマスター:チーム運営を支えていく立場にある人(またはその候補)

本プログラムでは各企業から2名ずつの受講を推奨しています。
プロダクトオーナーとスクラムマスターには役割に明確な違いがあり、兼務することができません。
また、どちらかの役割のみでスクラムを進めていくことは難しく、両方の役割が相互作用することでスクラムが遂行できます。
DBICスクラム研修で学んだことを自社に持ち帰って実際のプロジェクトに導入していただくべく、参加各社にはプロダクトオーナーとスクラムマスターのそれぞれ1名、計2名での受講をお願いしています。

定員

20名

参加費

DBICメンバー企業2名は無料

申込期限

定員に達し次第締切

お申込み方法

DBICイベント事務局からのメンバー向けに配信するメールにてご案内のURLよりお申し込みください。

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