DBIC 2020年度の活動方針を発表

2019.12.17

2019年12月12日(木)、東京・日本橋のDBIC Tokyoにて「2020年度 DBICサービス説明&意見交換会」を開催しました。

DBIC代表の横塚裕志と副代表の西野弘からメンバー企業に対して次年度活動方針を発表しましたので、当日のスライドからの抜粋を交えながら概要をご紹介します。

なお、本ページ下部の関連リンクから当日の発表資料のフルバージョンがPDFでダウンロードできますのでご活用ください。

新コンセプトは「Social Innovation by 4D」に


DBIC副代表 西野 弘

2020年5月からDBICの活動は4年目に突入します。その間、設立当初にはなかった「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉がバズワードとして急速に浸透しましたが、多くの企業がまだITとDXを混同し、業務プロセスの改善として捉えています。

同じように認知度が急上昇した言葉に「SDGs」がありますが、これも従来の「CSR」のように扱われているケースが散見されます。しかし問題の本質は、資本主義が限界を迎えており、このままでは企業活動以前に人類が立ち行かなくなっているという点です。人類そのものを持続可能型社会に進化させる必要があるのです。

2018年にDBICは独自のイノベーションモデルとして「4D」を提唱し、2019年には「Social Innovation by Design」を追加して「4D+S」へと発展させました。2020年にはこれを「Social Innovation by 4D」へと更に進化させます。

4Dの基本的な考え方や重要度は変わりませんが、目的はあくまでソーシャルイノベーションであることを明確にするためです。これを「DBICソーシャルイノベーションモデル」として進めていきます。

実現のための新たなパートナーとしてDDC(Danish Design Center = デンマークデザインセンター)とCIID(Copenhagen Institute of Interaction Design = コペンハーゲンインタラクションデザイン研究所)との提携が決まっており、2020年2月にはプログラムの始動が決まっています。

また、DBIC独自のソーシャルイノベーションプロジェクトとして2019年にスタートした「睡眠障がい」「発達障がい」「働く女性の健康問題」各プロジェクトも2020年には成果を発表できる見込みです。

ソーシャルイノベーションをモデル化する


DBIC代表 横塚 裕志

ソーシャルイノベーションの出発点は「自社の売上・利益拡大の先にはイノベーションがない」という考え方です。お客様、そしてその先の社会課題の解決にこそマーケットがあります。これは完全なパラダイムシフトです。その先にサステイナブルな企業経営があるのです。

今までのように「社内の課題を見つけ、改善・解決する」では通用しません。社会課題ですから、会社の会議室にいては課題は見つからないのです。イノベーションとは、予測不可能な未来に、はっきりとした輪郭を与えるものです。誰かが実現してくれるのを待っていても難しく、個人の意識に託されている部分も大きいでしょう。

そこで、2020年度からDBICが提唱する独自のソーシャルイノベーションモデルでは、「視座・視点を変える」「HowよりWhy」「組織化する」「仲間を集める」という4つのプロセスに整理しました。

これが結果的にDBIC設立当初からのコンセプトであった「オープンイノベーション」につながるかもしれません。3年半の活動で見えてきたのが、このモデルなのです。

2020年度プログラム紹介

2020年度にDBICが開催予定のプログラムリストを公開しました。各プログラムの詳細については、本ページ下部の関連リンクから「プログラム編PDFファイル」をダウンロードしてご確認ください。

会場ギャラリー

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