2023年上期のUNCHAIN QUESTも半ばを踏まえ、7月21日に熱海で中間コーチングセッションを開催いたしました。オフサイトのいつもとは異なる環境でUNCHAIN QUESTを通じて見えてきた組織のより根深い問題に向き合っています。そしてこの場を通じて参加者それぞれに"学び"を自組織の武器として変革を実現していくための筋道を捉えなおし、後半戦へのコミットメントを新たにしています。当日の様子は以下の動画をご覧ください。
コーチングセッションの冒頭は、ここまでのUNCHAIN QUESTのプログラムを振り返り、学びを整理してきました。データビジネスラボで得た"学び"を加速するためのデータの在り方、ビジネス・アジャイルで得た"学び"を活かすため俊敏なマネジメントのアプローチを振り返ります。そのうえで同時に浮かび上がってくる、自組織に展開するために解き放つべき囚われ=UNCHAINすべき課題を掘り下げていきます。
そこで明確に見えてきたことは"やめるべきことをやめる"こと。どんな組織でも活動を続けていけばその時間に比例して、既存の慣習や前例に対する囚われが生まれ、惰性的になって雪だるま式に膨らんだ無駄が存在してきます。そしてそれは視野を狭め、行動の可能性を閉ざしてしまうのです。だからどこかである種タブーに踏み込んでまず"やめるべきことをやめる"ことが必要であり、そのうえで一人一人のUNLOCK=個々人の囚われからの解放を促進し、チームとしての可能性を最大化することが必要になっていきます。
参加者はこれから後半戦、より深い問題意識を持ったうえでチーム・インサイト(デザイン・シンキング)やEGB概要といったインプットを得て、変革を実現するための筋道を確固たるものにしていきます。
(文責:DBICディレクター 渋谷 健)
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